想像する楽しさ【新人日記リレー】

こんにちは!デザイナーの河原です。

11月に入り、冬の気配を感じています。
寒い日は気分が下がりそうになってしまいますが、最近買ったお気に入りのマフラーをして気分を上げています!

今回は近況報告として、この間初めて遊んだTRPGの感想をお話しできればと思います。
Discordにウニコ社員数人で集まり、TRPG用オンラインセッションツールを利用して遊びました。

超初心者の私は「TRPG」というジャンルがあり、知人の一人がすごくハマっているということくらいしか知りませんでした。
「テーブルトークRPG」を略してTRPGと呼ばれているそうで、プレイ動画も多く出ているようです。
シナリオに沿って、プレイヤー同士の話し合いで次の行動を決め、サイコロを転がしてその行動が成功するかどうかを判定をしながら進んでいきます。
謎解き要素があるので、複雑なシナリオだと話し合いも多くなってよりRPGらしさが増すのだろうなという感じです。

初心者ながらに感じたのは、想像するのが楽しいな〜ということです。
状況を理解してその場で何ができそうか想像したり、進行と関係のない場面でもトークによってシナリオに少し肉付けができたりと、オリジナリティを加えられるのが面白いところなのだなと、TRPGの醍醐味を感じました。
同じシナリオでも「このシナリオを遊んだ他の人たちはどんな感じの物語になったんだろう?」というのも気になります。それぞれが想像して出来上がったストーリーを比べてみるのも面白そうです…!

また、事前に自分がロールプレイをするキャラクターを考えておき、ゲーム中は「このキャラクターはこの場面でどんな言動をするのか」ということを想像しながら進めていきます。
物語の進行中にリアルタイムでキャラクターたちの解像度が上がっていくので、愛着が湧いてきます。創作活動に似たワクワク感がありますね。

ゲーム終了後には、振り返りトークをしてほっこりできるのも良いところだな〜と感じつつ、なかなかエネルギーを使うゲームなのだな…とも思いました。
情報を整理する際に頭を使ったり、そもそもトークをすることで展開していくので意外と疲れてしまっていたようです(笑)

もしも次の機会があればその時は、手元にラムネを置いておこうと思います!

次回の更新は、デザイナーの小野田さんです。
お楽しみに!

Happy Halloween!~2022~

みなさんこんにちは!
アシスタントの土居です。

今年もハロウィンの季節がやってきました!
ウニコでは先週からお菓子パーティーを開催。
リフレッシュスペースにお菓子を持ち寄り、みんなで食べる会です!
今年はねんども設置して自由にオブジェクトを作れるようにしてみました。

ねんど設置から1週間、ハロウィンにちなんだものからゲームに登場するキャラクター、個性的なものまでたくさんのオブジェクトが集まりました!
作成の様子もちょこちょこ覗いていたのですが、作る過程から出来上がりまでそれぞれの楽しみ方で遊んでもらえたようです!
緻密な柄を入れる人、とても小さく作る人、オリジナルの生命体を作る人…お互いのオブジェクトを見て盛り上がっていることも多々ありました(笑)
本日も少しずつお菓子の周りに小さなオブジェクトが増えています。

中央のジャック・オー・ランタンに見立てた大きなかぼちゃは、紙粘土とお椀を使用して作成しました
大人になってめっきり遊ばなくなってしまったねんどですが、久しぶりに遊ぶと楽しいですね!
ゲーム制作に携わるスタッフとして、いつまでも子供心を忘れずにいたいです。

今後もみんなで楽しめるイベントが企画できるといいなと切に思います。

それではみなさんも素敵なハロウィンをお過ごしください!
Happy Halloween!

unico Halloween~2022~

4-2 TGSの報告と感想 山口【新人日記リレー】

 

企画の山口です。

前回の寺沼君の記事に引き続き、TGSの報告と感想です。

弊社のブースでは、現在発売中の『神奏三国詩』と、チリ共和国のAOne Games様より国内パブリッシュを任せていただいている格闘ゲーム『Omen of Sorrow』の試遊展示に加えて、つい先日リリースされたアプリゲーム『Plan D』の映像展示を行いました。
Omenについては、「これはいつ発売されるの?」という質問を数多くいただきましたが、こちらは今年中の発売を目指して作業を進めておりますので、どうか今しばらくお待ちください。

会場内が大変混みあっている中で弊社ブースにお越しいただいた皆様に厚く御礼を申し上げます。

さて、私はTGSといえば、ゲームの試遊台や、巨大な模型の展示や、有名人によるイベント登壇など…誰もが知る大手企業による豪華なプロモーションを見物する場というイメージを持っていました。
実際にそういった展示がひときわ目を引いたのは勿論ですが、他にも開発会社向けの技術やサービスの展示や、専門学校のブースや、地方自治体によるサテライトオフィスの誘致ブースなど、ゲームにまつわる様々な事柄について扱われているイベントでもありました。

特に印象的だったのはインディゲームコーナーです。
「企画もプログラムもグラフィックも音楽も全部自分でやっている人がいて、こんなに大きな場で発表する機会を勝ち取っている」
ということに刺激をを受けましたし、自分ももっと早く力をつけて、何かひとつ実作をしなければと思いました。

告知:
10月14日(金) ~10月16日(日)の3日間、秋葉原Heyにて『Omen of Sorrow』のロケーションテストが実施されます。
TGSにお越しいただいた方も未プレイの方も、ぜひこの機会にレバー操作でOmenをお楽しみいただければ幸いです。

新たな目標【新人日記リレー】

こんにちは。プログラマーの寺沼です。

いつの間にか9月も後半に差し掛かりました。
10月に入ると、我々が入社してからちょうど半月になるようですが、あっという間すぎてあまり実感が沸いていません。

さて、新人日記リレー4巡目のテーマは「東京ゲームショウ2022を振り返って」です。

9月の15日(木)から18日(金)にかけて、東京ゲームショウ2022(TGS)が開催されました。
ウニコもこのTGSに出展していまして、チリ産の格闘ゲーム『Omen of Sorrow』と、三国志を題材としたRPG『神奏三国詩』の2タイトルの試遊展示を行いました。
私もスタッフとして参加し、シフト外の時間には他の企業様のゲームも見て回ることができました。

この手のイベントへの参加は今回が初めてだったのですが、ビジネスデイで一般公開日よりも人が少ないにも拘わらず、圧倒的な熱量でした。

前から気になっていた作品や有名シリーズの最新作を試遊したり、最近発売されたVR機器を触ってみたりと、様々な形でゲームに触れることができ、非常に良い刺激となりました。

ところで、私は学生時代、プログラミングをするサークルに所属しており、活動の一環として文化祭で自作ゲームを展示していました。
その時に自分のゲームを楽しそうにプレイしてくれる来場者の姿を見て、「自分が作ったもので多くの人を楽しませることができることを仕事にしたい」と考え、ゲーム業界を志しました。

そんな私にとって、ゲームを楽しむため、そしてゲームで楽しませるために大勢のゲーム好きが集まるTGSは最高のイベントと言えるでしょう。

私はまだ入社してから日も浅く、開発に携わったゲームがリリースされた経験はありません。
いつか、自分が開発したゲームをTGSに展示することを目標の一つとして、これからも精進していこうと思います。

次回のブログ更新は企画の山口くんが担当します。
お楽しみに!

ギャグに全振り【新人日記リレー】

こんにちは。デザイナーの清水です。

3巡目のテーマ、「人にすすめたい本・映画・アニメ」についてお話しします。

私がおすすめしたい作品は『ジャングルはいつもハレのちグゥ』です。
漫画原作なのですが、私はアニメで知りました。ジャングルに住んでいるハレという少年の家にグゥという色白の少女、もとい謎の生物がやってきて、ジャングルの日常をメチャクチャに荒らしまくる話です。
勢いがすごいギャグが連発される作品で、一等身で頭から耳なのか手なのかわからないものが生えているポクテや、潰すと中から赤いジャムが出てくる、植物なのか動物なのかもわからない満田といった謎の生物が出てきます。
基本的になんでもありなので展開が全然読めないんですよね。散髪に来たおばあさんが学校の保険医を亡き夫と勘違いして、エクソシストみたいなブリッジ走行で追いかけ回したり、村の少年から生えてきた胸毛が村中に感染してみんなから胸毛が生え始めたり、グゥに食べられた村人たちが腹の中で生活していたり。
難しいことを考えすぎて疲れたときに、わけの分からないものを見て一回頭をリセットするのにおすすめです。

そういえばそろそろ『うる星やつら』の新アニメが始まりますね。これのハチャメチャ具合もよく考えると若干近いかもしれません。でも私はほぼアニメしか見ていないので、ハチャメチャなのがアニメ特有である可能性も捨てきれないのですが……。
すごく面白かった記憶はあるのに、具体的なエピソードは全然思い出せないんですよね。このキャラはたいていこういう行動をするみたいなのは一人ひとり覚えているんですが。ちなみに一番好きなキャラはチェリーです。

次のテーマは「東京ゲームショウ2022を振り返って」です。お楽しみに!

子供の頃にハマったもの【新人日記リレー】

こんにちは。デザイナーの小野田です。

気温もだいぶ落ち着いて過ごしやすい時期になったな~と思っていましたが、まだまだ暑さは健在ですね。油断せずに、体調面には気を付けていきたいです。

 

さて、新人日記リレー3巡目のテーマは「人にすすめたい本・映画・アニメ」です。
早速おすすめしたい作品タイトルをドドンと出しても良いのですが…まず初めに、皆さんは小さい頃にハマっていた作品はありますでしょうか。
今みたいに自分でものを自由に買えないので娯楽は限られており、私が子供の頃は何度も同じゲームをクリアしたり本を読み返していた思い出があります。映像も同様で、詰まるところ今回おすすめしたい作品は「子供の頃に何度も見返した映画」です。

今回紹介する作品は『ナイト ミュージアム』という映画作品です。
この作品は続編も公開されており全3作品、1作目は2006年に公開されたファンタジー要素のあるコメディ映画となっています。

舞台はタイトルにもある通り博物館で、主人公は新米の夜間警備員として博物館で起こった問題を解決していくというストーリーになっています。
実はただの博物館ではなく、夜になると展示物たちが動き出すのですが…この時点でワクワクとした心をすごい刺激されました。時々ストップモーションアニメーションの動画を見たりするのですが、本来動くはずのないものが生きているかのように動くことに魅力を感じているのかもしれません。

細かく話していくと長めの感想文になってしまうので書けないのですが、自由でバラバラだった展示物たちが主人公の指揮のもと仲間となり協力して困難に立ち向かっていく、そんな展開としては王道の流れながらもすごく面白いです。
分かりやすい話の構成が子供心に刺さった理由かなと思います。勿論、大人になった今でも楽しめる作品です!

有名な作品なのですでに見ていたりタイトルを聞いたりしたことがある方もいるかもしれませんが、興味を持たれた方はぜひ見てみてください。

 

次回の担当はデザイナーの清水さんです。
お楽しみに!

心の絆創膏【新人日記リレー】

こんにちは。デザイナーの河原です。

最近は夜になると気温も下がってきて、過ごしやすくなりましたね。
家の近所では鈴虫が鳴き始めて、時の流れを感じています。
ただ毎日を過ごすのが必死で、このまま1年もあっという間なのだろうな…と思います。

今回のテーマは「人にすすめたい本・映画・アニメ」です。
実は私が提案したお題で、他の人がどんなことを考えて人に物をすすめるのかという興味があったので提案してみました。
自分が好きな物をひたすら語ったり、相手がどんな物が好きか考えながら紹介したり、その時の相手の心境を考えてみたりと「オススメ」といっても色々ありますよね。

私は元気になるお話という観点で紹介したいと思います。

『カッラフルなエッッブリデイ』という本です。
TwitterやInstagramで活躍されている、むめいさんという方のコミックエッセイで、最近笑っていないという方にとってもオススメです。心の健康、大事です!この本は私にとって心の絆創膏です。

自身の幼い頃に起こったおもしろエピソードを綴っていて、なんといっても絵がとてもいい味出しているんですよね。
子供が衝撃を受けた時とか、ストレートで残酷な発言をする時とかってなんとも言えない表情をしますよね。
その顔が絶妙〜〜に再現されているんです。
さらにカラフルな色彩でカオスな感じが本当に好きです。

この本を電車の中で読んだことがあるのですが、終始ニッコニコになってしまったので、マスク着用の時期で良かったです。読んだら必ずニッコニコになりますよ。

有名な方なのでお話を読んだことがある方も多いかもしれませんが、まだ読んでいない方は、SNSでもお話が見れるのでサクッと見てみてはいかがでしょうか。

次回の担当は、デザイナーの小野田さんです。
お楽しみに!

3-2 おすすめの本・映画・アニメ 山口【新人日記リレー】

夏が来ている。

四季のうちでは夏が一番好きだ。
虫たちが一斉に鳴き始めたり、草木の色が深くなったりして、世界中が生命力にあふれている感じがする一方で、落ちる線香花火や仰向けになった蝉たちは、私に死や喪失を強く意識させる。
怪談話が盛り上がるのも、夏は死の季節だという意識が共有されているからだろうか。
このギャップも私にとって好ましい。

夏が来ると嬉しいので、毎年初めて蝉の鳴き声を聞いた日時と場所と蝉の種類を記録している。
今年は7月10日に練馬区の路上でアブラゼミの声を聞いた。その日聞いたのは1匹だけで、合唱を聞いたのはその1週間後だった。
東京で夏を過ごすのは9年ぶりなので、これが早いのか遅いのかはよくわからないが、クマゼミの声が聞こえないのが関東らしい。

今回のブログのお題「人にすすめたい本・映画・アニメ」に関連して、
夏と、生と死を主題にした創作物として、私は『海獣の子供』をおすすめする。
マンガが原作で映画化もされており、繊細な絵と言葉と音で夏の美しさが描かれている(マンガの描き文字は絵であると同時に音でもある)。
「大切なことは言葉にならない」という作品内のメッセージに従い、多くは書かないでおく。

鑑賞後は外に出て夏の匂いを一杯に吸い込んでほしい。

OP曲で老婆に髪をむしられるアニメ【新人日記リレー】

こんにちは。プログラマーの寺沼です。
毎日暑いですね。ウニコのオフィスにはウォーターサーバーが設置されているので、冷たい水を気軽に飲むことができてありがたいです。

さて、今回から新人日記リレーは3巡目に突入です。早いものですね。
今回のテーマは、「人にすすめたい本・映画・アニメ」です。
好きな作品は色々とありますが、今回はちょっと変わったアニメについて紹介してみようと思います。

今回紹介する作品は、『みならいディーバ(※生アニメ)』というアニメです。
2014年に放送されたアニメで、最大の特徴は、声優さんがモーションキャプチャーを利用し、演技を3DCGのキャラクターに反映させることで、生放送のアニメを実現しているという点です。
今で言うバーチャルYouTuberですね。

「デビューしたての2人の合成音声ソフトが売れっ子を目指す」というストーリーなのですが、まず最初にお題となる曲の伴奏が与えられ、前半パートでその曲の歌詞を二人で話し合ったりTwitterで視聴者から募集したりして決めていき、後半パートで別の企画をやっている間に作曲スタッフが歌詞をまとめ上げ、番組の最後に披露するという、生放送であることを生かした構成になっています。

作中のBGMは生演奏なので、番組の進行にあったBGMをアドリブで演奏していたり、後半パートでネット掲示板にスレッドを立ててみたり、最終回でライブをやってみたりと、普通のアニメでは真似できない挑戦を色々やっているのが面白いです。
このアニメの溢れる独創性は、ものを作る立場として見習っていきたいものです。

ニコニコ動画で第1話が無料公開されているので、興味のある方はぜひ見てみてください。

次回のブログ更新は企画の山口くんが担当します。
お楽しみに!

語らずに示される物語【新人日記リレー】

こんにちは。 今年の夏は変だなぁと言いつつ、毎年言っている気もする、デザイナーの清水です。

私からも「好きなゲーム、思い出に残っているゲーム」についてお話しします。

私がこういうことを聞かれたときにいつも答えているのが、『洞窟物語』というフリーゲームです。
洞窟物語はStudio Pixelさんが制作したPCゲームで、公式Webサイトからダウンロード出来るほか、追加コンテンツ付きのものがSteamで販売されています。
ジャンルはメトロイドヴァニアが最も近いと思います。手にした銃で敵を倒しながらストーリーを進めていき、マップのそこかしこで手に入る新たな武器やライフ増加アイテムで自キャラの性能を上げていく、といったゲームシステムです。

書こうと思うと無尽蔵に書いてしまいそうなので、「ストーリー激エモポイント3選」に絞ってお話しさせていただきます。

洞窟物語ストーリー激エモポイント3選

その一 「序盤武器が終盤で最強武器になる」
激エモですね。
主人公が見知らぬ洞窟で目を覚ますところから物語は始まります。ここがどこなのか、自分が何者なのかも分からない。身を守る術も持っていない。
敵を避けながらうす暗い洞窟を進んでいった先で主人公が初めて手に入れる武器、ポーラスター。敵が落とす経験値でレベルを上げればそれなりに使い物になる程度の、シンプルな武器です。
このポーラスターを誰とも交換せずに最後まで持っておき、最初の洞窟にもどって持ち主に返そうとすると、ポーラスターの完成形、「シュプール」にアップグレードして返してくれます。これが裏ボスにも使えるくらいに強いんですよね。

その二 「人間の執念と精神力」
物語の中で主人公はある博士と出会うんですが、ある場面で瀕死になった博士を見つけることになります。博士は自分の命が尽きる前に主人公に「ブースター」というアイテムを手渡し、主人公に未来を託して死んでいきます。
このブースター、装備すると一定時間空中を飛べるようになるんですが、実はまだ不完全なアイテムなのです。
瀕死になった博士に遭遇せずに先に進むと、博士はその先の展開でしれっと出てきて「ブースター2.0」を渡してくれます。アップグレードされたブースターは圧倒的に性能がよく、上下左右に自由に飛び回れるようになっています。
物語の中で明確に語られるわけではありませんが、これは「果たさなければならない使命のため、執念によって復活し、ブースターを完全なものに仕上げた」んだと思うんですよね。
人はやるべきことをやり終えると安心してしまうものです。一周目の博士はきっと不完全と知りつつも、ひとまず手渡せたことに満足して死んでしまったのでしょう。しかし二周目では主人公に手渡す機会がありませんでした。まだ果たせていない使命が自分にあるのだという強い気持ちが博士を生かしたのです。きっと。

その三 「救えなかった少女を救いに二周目のプレイへ」
主人公は物語中盤で「カーリー」という名のロボットの少女と出会います。はじめは主人公を殺戮ロボットだと思って襲ってくるのですが、和解したあとは主人公を助けてくれるようになり、共闘する場面もあります。
しかし「コア」と呼ばれるボスを倒した後、主人公に水中ボンベを渡したことでカーリーは意識を失い、水没していくステージの中に取り残されてしまいます。
知らないとなかなか気づかないのですが、実はここでステージ右下あたりにロープが沈んでいて、カーリーを体にくくりつけて先に進むことが出来るんですよね。
コア戦のあとは水路へと進むのですが、ここのBGMが、カーリーを置き去りにしてしまう一周目と、意識のないカーリーと共に進む二周目では全く違って聞こえます。落ち着いた音楽が、絶望にも希望にも聞こえるんですよね。
ただ連れていけば助けられるのではなく、ちゃんと救うためには「聖域」と呼ばれる裏ステージの先で裏ボスを倒す必要があるんですが、これがまたしんどい。でもそれを乗り越えれば納得のエンディングが待っています。

以上、洞窟物語ストーリー激エモポイント3選でした。
それなりに骨太な難易度でありつつ、プレイしていると自然と踏破できる絶妙なバランスなので、ゲーム自体もとても面白いです。フリー版は今でもダウンロード出来るので、気になったらぜひプレイしてみてください。

P.S:
最近お昼休みに『プチカラット』という対戦ブロック崩しで遊んでいるんですが、これも面白いです。マイブームが過ぎる前にご紹介しておきます。
ブロック崩しで対戦できるというのがそもそも発想としてなかったんですが、かなり対戦ゲームとして面白いです。大きな塊を他のブロックから切り離すと落下して相手にお邪魔ブロックとして送られるんですが、塊の消し合いになったときが激アツです。送られたブロックも攻撃に利用できるので、結構派手な展開にもなるんですよね。
キャラ差みたいなものもあって、速攻で勝負を決める攻撃特化なキャラ、崩しにくい壁を作って逆転しにくい攻撃でじわじわと攻めるキャラなどがあり、意外に奥深い。
キャラクターもいろんな属性があって魅力的です。シリーズ化してほしかった……