デザインと言語化【新人日記リレー】

こんにちは。デザイナーの小野田です。

社会人になってから漫画を読む時間がじわじわと増えてきたのですが、ここ最近は連載中の漫画も読めるようになってきました。私は熱があるうちに勢いのまま最後まで読み切りたいタイプのため完結作品をよく読んでしまうのですが、そうなると中々同じ熱量で一緒に盛り上がれる人がいないのが実情です。
連載中の作品を読んでいると、ネット上で考察や感想等の「自分に近い熱量」をリアルタイムで見られるところが良いですね。ライブや生放送を視聴している時の熱狂・一体感に近いものを感じます。

 

さて、今巡のテーマは「これからの目標」です。

今後は「なんかいい」という不明瞭な部分を明確にして、ちゃんと人に伝えていけるようにしていきたいと思います。
私は感覚的に物事を認識してしまうことが多く、絵を描く際にも「なんかここをこうしたら良い感じになる気がする」というような流れで進めてしまうことがあります。仕事だとなぜこのようなデザインにしたのか理由を考えつつやるため(当たり前ですが)、一切説明が出来ないという状況には流石にならないのですが…。
言ってしまえば、ロジカルが無いということですね。ただ、何を作るにも形になった以上「なぜこうしたのか」理由があると思います。これまでの「この色の組み合わせが良い」「シルエットがカッコいい」「こうすると見やすくなる」等のような、見てきたものから得た経験が元になっている筈なんですよね。
なので、その不明瞭な理由の部分を上手く掘り下げることが出来たら、そこから派生先やブラッシュアップの方向性が明確に見えてくるような気がします。

上記ではデザインにおいての説明力について書きましたが、実は人にUnityの使い方を教えていたことがキッカケでこのような目標を掲げることにしました。
私がUnityに触れている時は「この機能を使えばやりたいことが出来るな」という感じで進めていたのですが、いざ人に教えるとなると「どうしてこの機能を使うのか」という説明が必要になってきます。
また、これまでは何か問題があると問題点とともに解決法をメモしていたのですが、「なぜそうしなければいけないのか」という理由がボヤっとしていたことが結構惜しいな…と今更ながら痛感しました。

長々と書いてしまいましたが、簡単に説明しますと
・人に伝える際は、感覚的な部分を言語化しよう
・メモは数年後の自分が見ても分かるような内容にしよう(主観を減らす)
でしょうか。

 

今巡が終わればいよいよ新人さんにバトンタッチすることになりますが、
どんな雰囲気のブログになるか今から楽しみです!

次回の更新は清水さんです。お楽しみに!