自宅待機のゴールデンウィーク【新人日記リレー】

初めまして。清水と申します。
今年度よりデザイナーとして入社いたしました。

私からも自己紹介や、入社して感じたことなどをお話ししようと思います。

私の実家はゲームの新作が出ると知らぬ間に棚に追加されていたり、学校から帰ると親がゲームをして待っていたりするような家庭でした。そのため、子供の頃からゲームに親しんで育ってきました。
小中学生の頃、フリーゲームがにわかに流行り始め、友達のパソコンを借りたりして僕もプレイしていました。それがRPGツクールで出来ていて、プログラミングが分からなくても作れるらしい、ということを知り、親にDS版を買ってもらって作ってみたのが初ゲーム制作でした。

大学では現代美術を作っていました。現代アートと言ったほうが通りがよいかもしれません。一般的なデザインを学んで来たわけではなかったため、参考にならないかと思いポートフォリオに大学での制作を載せるのを渋ってしまいました。それが良くなかったのか、入社までは先輩曰く「謎の人」だったようですが、特に浮くこともなく馴染めたのは幸いでした(ちなみに大学の制作物に関しては、他にも色々見せてほしいと言っていただけたので、後日送らせていただきました。今思えば渋る必要はありませんでした)。
僕自身、自分に何ができるのかよく分からない中での入社でしたが、先輩方に色々教えていただきながら、なんとかお仕事させていただいています。

入社してすぐの頃はかなり緊張していたのですが、社内の雰囲気がよかったのもあって、予想よりも早く馴染めました。
お昼休みの時間には休憩スペースで同期や先輩の方々とボードゲームで遊んだりもしています。
その中で、最近になってよくプレイしているのがコリドールというボードゲームです。これを一ヶ月ほどプレイした頃から、プレイ体験がよりよくなるように皆でローカルルールを追加しはじめました。冗談交じりの会話の中で何気なくなされたことではありますが、このような営みも、面白い体験に対する真摯さが皆の中で息づいているためなのかもしれないと思います。
他にも、そのゲームのプレイを通して交わされる会話で「こういうゲームが作りたい」といった話になったこともあり、遊びと仕事がシームレスに繋がっていくような不思議な感覚を覚えます。

それでは、私からも1巡目のテーマ「ゴールデンウィークをどう過ごしたか」についてお話しさせていただきます。

私はゴールデンウィークに入る直前に新型コロナウイルスにかかってしまったため、ゴールデンウィーク中は自宅療養をしていました。
38~39℃の高熱が出たのですが、こんな体温になったのは子供の頃のインフルエンザ以来です。幸い食欲などはあったので、頑張って栄養を取り、なるべく横になって寝るようにしていたところ、3日ほどでほとんど回復しました。
自宅待機期間中は外出せずに食料品を入手するためにネットスーパーを利用したのですが、これがかなり便利でした。
元来出不精なタイプではあるのですが、家から一切出られない生活というのはしたことがなかったので、世界から分離した箱の中で暮らしているような感覚でした。
能動的に活動するような体力がなかったため、横になっている間の娯楽として、Kindleで漫画を買って読んでいました。あまり本格的に電子書籍を使ったことはなかったのですが、寝転がりながら漫画を読みたいときに手が疲れないのは結構なメリットかもしれません。
全巻揃えても場所を取らないので、巻数が多くなりがちな漫画には電子書籍も案外いいかもしれませんね。

1巡目は僕の記事で終了となります。来週からは新しいテーマで書いていきますので、お楽しみに!