お久しぶりです。
七夕の短冊には「無病息災」と書きました。面白くも何ともない企画の中西です。
彦星と織姫が1年に1度だけ逢えるという何ともロマンチックなイベントなのですが、
七夕の歴史は古く、奈良時代に中国から伝わったとされています。
平安時代には「乞功奠(きっこうでん)」という宮中行事として、貴族の間でも親しまれていました。
お酒やお菓子などと一緒に針や布をお供えし、「織姫」という名前にあやかって、裁縫や機織の上達を祈る祭事だったとのことです。
「かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける」
三十六歌仙の1人、大伴家持が詠んだ1首です。
「かささぎの橋」というのは、あの織姫と彦星の話を指します。
冬の冴えわたる夜空の星を、白い霜に見立てたもので、
冬の夜空を見上げると、天の川に輝く星が美しい。夜も更けていくな……と感じ入る歌になります。
もう1つ別の読み方があるのですが、こちらの方がロマンチックで都合が良いので割愛します(コラ!)。
旧暦で7月は秋の季節とされており、七夕という祭事は秋の行事として位置付けられていました。
初秋の七夕に限定せず、冬の歌として詠まれている歌が他にも存在するので、興味を持たれた方はぜひ調べてみてください。
さて、七夕のお話はここまでにして、今回のテーマへと参りましょう!
テーマは「学生時代に何していたの?」です。
学生時代といっても幅が広いので「色んなことをしていた」というのが結論になってしまいますが、
そんなことを言ってしまっては色んな人から怒られてしまうので、今回は専門学校時代の話をしようかなと思います〜。
私が通っていた専門学校には複数の学科がありました。
数が多いので一部割愛させていただきますが、私が関わった学科は「ゲームクリエイター学科」「ゲームプログラマー学科」「ゲーム・アニメ3DCG学科」「声優学科」の4学科で、私は「ゲームクリエイター学科」に所属していました。
一言でいうと「なんでも屋」です。
企画はもちろん。プログラミング、3DCG、シナリオ、動画作成、演出、絵コンテ作成など、ゲーム業界で必要になってくる経験や知識を身につける場として通っていました。中には音楽を作っている人もいましたね。
あくまでも「プランナー」という職種がメインとなってくるので、企画に関わること以外はその道のプロになるための勉強はしておらず、「持っていた方が役に立つスキル」という考え方の軸で取り組んでいました。
ですが、担任の先生の考え方的にクリエイティブであれば何をしたって構わないというようなスタンスでしたので、
将来目指したい人物像、例えば「ソシャゲを作りたい!」であればソシャゲの企画やKPIの授業を優先的に行い、
「RPGを作りたい!」であれば、Steamでエンジンの購入をしてくださるなど、
生徒に合わせた授業や制作方針を提案、実現させてもらっていました。
FGOのオリジナルサーヴァントを考案し、宝具演出の字コンテと絵コンテを作成する。
というような授業もありましたね。これの決行には100%私が関わっています笑
「ニライカナイ」をサーヴァント化したなぁ……。
そして、一番の大きかったイベントは「共同制作」という取り組みになります。
これはなんぞやという話ですが、他学科と協力して2〜3か月で企画立案から完成までを行うというものです。
先程学科を挙げさせていただきましたが、「ゲームクリエイター学科」「ゲームプログラマー学科」「ゲーム・アニメ3DCG学科」の3学科で各チームに分かれてゲームの制作を行い、ゲームクリエイター学科の人間が「声優学科」のオーディションを担当していました。
専門学校に入学して2か月少し経った頃に始まったイベントなので、講師の方々のサポートは当然ありましたが、
不安や分からないことだらけのまま開発を進めていきました。
今思い返すとよく完成まで持っていけたなと思っています。
私のチーム目標の1つとして掲げていた「相談をしやすい環境」を作れていましたので、みんなで協力してゲームの完成まで制作することができました。
チームのディレクターを担当した私にとっては嬉しい限りだったなと感じています。
共同制作以外でも個人でUnityを使用したゲームの開発やチームでRPGの開発など、実制作自体は2年間で3回行っていました。
その間も授業や動画とゲームの制作、さらには就職活動も並行して行っていたので、とてもハードな期間だったなと今でも思います。
共に苦難を乗り越えた同級生や講師の方々との交流は今でも続いており、
一緒にゲームやショッピングに行ったり、カラオケに遊びに行ったりしています。
講師の先生は「Get Wild」を熱唱していましたね笑
……あれ、またカラオケの話になっている気がする(-ω-;)ウーン
というわけで、今回の新人日記リレーはここまでにしたいなと思います。
次回は富澤さんです。
天の川のように、バトンを渡していきます!