4-6 同人誌、ちょっと見てみませんか【新人日記リレー】

あけましておめでとうございます!プログラマーの金です。
年末年始に有給も合わせて、たっぷりお休みをいただきました。
仕事に戻ってみたものの、「ええと……前はどこまで進んでたっけ?」と少しぼーっとしてしまいましたが、幸い日報と作業メモをきちんと残していたおかげで、すぐに記憶を取り戻すことができました。
やはり作業のまとめって大事ですね。改めて実感しました。

さて、今回のテーマは「最近ハマっていること」です。
私の場合、それは日本の同人誌文化にまつわる「あるある」です。
同人とは、同じ趣味を持つ人たちが作品を通じて交流するコミュニケーションの形だと、私は理解しています。その中でも、印刷された作品は「同人誌」と呼ばれています。
「それって、そんなに特別なの?」と思う方もいるかもしれません。
ですが実は、国によって著作権法や出版規制が異なり、それに伴って同人文化の形も大きく変わってくるのです。
例えば日本では、同人グッズはビジネス行為と見なされ、著作権侵害と判断される可能性が比較的高いと言われています。一方で同人誌は、そのリスクが比較的低く、原作者から明確な制限がなければ、自由に創作できるケースが多いです。
ちなみに、私が以前いた国では、自作の印刷物を配布・販売すること自体が出版法違反となり、場合によっては拘束されるリスクすらありました。そのため、印刷物ではないグッズのほうに同人活動が集中しており、日本とはまるで逆の生態系です。
そんな背景もあって、日本では同人誌がどのように作品を公開・配布・印刷・販売しているのかに、強い興味を持つようになりました。

結論から言うと、日本の同人誌文化は、非常に発達していて、しかもよく整備されています。

– ビジネス/ノンビジネスを分けて運営するスタンス
先ほども触れた通り、日本では同人グッズの販売がビジネス的な行為として受け取られやすく、著作元の収益と重なるケースも少なくありません。
そのため、グッズ販売を含む即売会では、一定の手続きや配慮が求められます。一方で、ビジネス対応が前面に出過ぎると、同好会的なコミュニケーションの雰囲気が薄れてしまうこともあります。
その点、コミケ(コミックマーケット)では企業出展と同人サークル出展を専用館で分けるなど、会場設計の面から両者を整理する工夫が見られます。また、赤ブー(赤ブーブー通信社主催の同人誌即売会)のようなイベントでは、グッズの交換や配布を制限することで、頒布行為がサークル参加者に集約されるよう配慮されている点が印象的でした。
個人的には、こうした整理の仕方が同人活動の空気感を守っているのだと思います。

– 即売会・通信販売・中古販売まで揃った流通環境
メルカリのようなサービスが便利になったとはいえ、CtoCには在庫管理や発送の負担があります。その点、駿河屋のような中古専門店が発達しているのは、とてもありがたい存在です。
創作者の方からも「転売されるなら、中古専門店のほうがまだ安心」といった話を聞いたことがあります。おそらく、買取価格が低めでビジネス色が薄い点が好まれているのではないかと思います。

– 同人誌印刷のハードルがとても低い
まだ日本で同人誌を印刷したことはありませんが、調べてみると、印刷所のサイトには部数や製本方法が明確に記載されていて、簡単に見積もりができます。少部数印刷にも対応していて、納期も1週間前後。会場への直接搬入に対応している印刷所も多く、初心者でも安心して利用できそうです。

最近は即売会や通販で同人誌をたくさん購入し、素晴らしい作品に触れる機会が増えました。いつかは自分から作品を発表して、キャラクターへの理解や関係性について、同好の士とコミュニケーションできたらいいなと思い始めています。今からワクワクしています。

次回の更新は松村さんです!お楽しみに!