2-1【2dの仕事を経て1年前の自分に伝えたいこと】

こんにちは!
デザイナーの木村です。
あっという間に2年目に入り、様々なお仕事を経て、
やっとデザイナーとして力が身についてきたのかなと感じています。
(といえどもまだまだ勉強することばかりですが…。)

今回のテーマは1年前の自分に伝えたいことです。
1年前といえば、念願のゲーム会社でデザイナーとしての勤務が始まり、
今まで趣味で描いてきた絵が、これからは仕事となっていく
という感動と不安が混ざっていました。それでも当時は楽しくて
もっと会社のためにも自分のためにも頑張っていきたいという
前向きな気持ちのほうが大きかったように感じます。

そんな中で、今の仕事をしていて一年前にやっていた方がよかったなと思うことは2つあり、

1つが「アニメーターの絵を観察すること」です。

なぜなら、私が現在携わっているプロジェクトで力が及ばないなと思うのが人体デッサンで、それが程よくデフォルメ化されているのがアニメーターの絵だからです。

今まで美術系の学校に通っておらず独自で練習していたこともあり、その時についた癖やデッサンの拙さがなかなか抜けず苦しんでいた時に、先輩から「アニメーターの絵を見たり、上手い人の絵をたくさん見るといい」という話を聞きました。また、ただ見るだけではなく、一枚見たときに何か一言思うことが大切だと聞きました。目から鱗でした。

なぜなら、絵はとにかくたくさん手を動かして描かないと上手くならないと考えていたからです。
私は今までひたすらモルフォ人体デッサンやポーズ集のリアルな人体を見て描くといういわば出力することにしか注力していませんでした。しかし、お話しを聞いたり、現在のお仕事のFBを受けては描くことを繰り返すうちに、もちろん手を動かすことも大切ですが、それと同じくらい目を育てていくことも大切なんだと強く感じました。
そこで、今ではXやInstagramで投稿されているアニメーターの絵や、好きなアニメの原画集、デッサンがしっかりとれている漫画家さんの絵など、様々な絵を観ては
「なぜかっこいいと感じるんだろう?」「どうしてそこにいる感じがするのか」など自問自答をすることで、最近は目を養うようにしています。

2つ目は、

「2dイラストでも常に頭の中で3dモデルを置いて、考えて絵を描く」

ことです。
これも教えていただいたことなのですが、イラストという2dの世界にも、ちゃんと人間は3dで存在していて、その一瞬をカメラで撮影しているというイメージを持つことが平面的ではなく立体的な絵を描くポイントなのです。1年前は全く知らなかった視点だったので、この前提知識があったら今はもっと良い絵を描けるようになれていたのかな、などと感じています。

もっと1年前の自分に教えておきたいなと思うことがたくさんありますが、きっとこれらは実務経験を重ねていく中でしか気づけなかった視点でもあると思います。
もちろん先にたくさん知っておくことも重要ですが、知らないなりに飛び込んで経験して勉強していくということも大切なのではないかと感じます。

次回は堀内さんの更新です!お楽しみに!