こんにちは!企画の中西と松村です。先日、ゲームクリエイターズギルドさん主催の「ゲームディレクター研究会 #05」に参加してきました。若手日記リレーの番外編として、今回はその概要と、実際に参加して得られた学びについてご紹介します。
■ イベント概要この研究会は、「世界に通用する次世代のクリエイティブディレクターを育てる」ことを目的とした、ディスカッション中心の勉強会です。
毎回ひとつのゲームをテーマに据え、参加者全員でディレクター視点からその作品の面白さや設計意図を深掘りしていきます。
今回の課題作品は『Deadly Days』。ハンバーガーに感染したゾンビが徘徊する終末世界を舞台にしたローグライクゲームで、戦略性とランダム性、そして独特のユーモアが組み合わさった作品です。
当日は、登壇者の方々がまずそれぞれの視点からゲームに対する意見を共有し、その後参加者が意見を出し合いながら議論を深めていく形式で進行しました。
また、ディスカッションは企画立ち上げにおける「0→1」の視点を軸に進められていました。このゲームがヒットした理由を考えるにあたって、ゲーム外の要因ではなく、あくまでゲーム内容そのものにフォーカスして考えることが重視されていました。
さらに、本研究会では他人の意見に対する「批判」「反論」「評論」を行わないというルールが設けられており、あくまで“自分の意見を提示する”ことが求められていました。そのため、議論のハードルが下がり、初学者でも参加しやすい空気感が作られていたように感じます。
■ 感想中西:お久しぶりです、企画の中西ですー!今回はブログ本編の前に、番外編を担当することになりました。ご無沙汰なのもあって、挨拶をどうしようか悩みつつ書いています(-ω-;)
さて、今回参加した「ゲームディレクター研究会」ですが、きっかけは弊社社長からの案内でした。同じ企画担当の松村さんにも声をかけ、一緒に参加することになりました。
実際に参加してみてまず感じたのは、「とにかく発言をしやすい場」ということです。
私は会の冒頭で意見を述べる機会があったのですが、その後に他の参加者や主催者の意見や視点に触れる中で、新しい考えが次々と浮かび、自分の思考が良い方向に更新されていく感覚がありました。とても有意義で、楽しい勉強会でした!
内容としては、「なぜ売れたのか」というマーケティング視点の分析に加え、既存のエンタメ作品をもとに面白さを分解・比較しながら、多角的にロジックを組み立てていく形で、ディスカッションが進みました。また、「批判」「反論」「評論」は行わないというルールがあったため、自分の意見を発信するハードルの高さを感じることなく、アウェイな空気になることもありませんでした。
その結果、課題ゲームの『Deadly Days』に対して、参加前と後では考え方の幅が大きく広がったと実感しています。
そしてなんとこの会、無料なんですよね……!概要の通り、初学者向けで発言のハードルも低いため、学生の方々やこれから目指す方にも、気軽に参加できるイベントとしておすすめです。プログラマーやデザイナー向けの勉強会に比べて、企画・ディレクションに特化した場はかなり少ないので、その点でも貴重だと感じました(∩´∀`)∩
それでは、私のお話はこのあたりで! 本編でまたお会いしましょうー!
松村:同じゲームをプレイしていても、参加者ごとに着目しているポイントが異なり、ゾンビというザ王道モチーフとローグライクというジャンルとの整合性の美しさや、プレイヤーの欲張りを誘発する絶妙な時間・マップ設計についてなど、多角的な意見が次々と挙がっていたのが印象的でした。一つの発言をきっかけに別の視点が重なっていく場面も多く、ゲームの見方そのものが広がっていく感覚があり、議論が連鎖していく中で3時間半があっという間に過ぎました。
また、ベテランのプロの方々の考察を直接伺えたことに加え、学生の方々の熱量もとても高く、それぞれの立場からの視点に触れられたことも大きな刺激になりました。ゲームに対して真剣に向き合っている人がこれだけいることを実感し、改めてゲーム業界に携われていることをありがたく感じました。
一方で、今回の研究会を通して、もっとゲームをやらなければ!とも強く思いました。議論の中で挙げられる作品の幅広さや、前提として共有されている知識量の多さに触れ、自分のインプット不足を実感したためです。今後は、挙げられた作品が全部分かる!と言えるくらいより多くのゲームに触れるとともに、ゲームの歴史や流れについても体系的に学び、理解を深めていきたいと考えています。
私自身、ゲームに救われたと感じる瞬間がこれまで何度もあり、単なる娯楽以上の存在だと考えています。今回の研究会は、そうした価値を本気で信じている方々が集まっている場だと感じ、改めて、日常の中で良い影響を与え続けられるようなゲームを自分も生み出せる存在になりたいと思いました。
私のような初学者でも非常に発言しやすい雰囲気で、ゲーム制作に興味のある学生の方にとっても、自分の視点を広げる良いきっかけになり、刺激を受けられる場だと思います。機会があれば、ぜひ気軽に参加してみることをおすすめします!
以上、若手日記リレー番外編でした。最後までお読みいただきありがとうございました!またお会いしましょう

